夏花火

お祭りにやってきた天空と八助。会場は狐たちでごったがえしています。
ヒュルルルル〜ドーン!おや、花火が始まったようです。
「ねえ八助、かたぐるま!」と天。 八助は「え〜もうお前ら重いんだぞ〜。」と言いながらも「そらよっ!」と、天を肩車し、空を抱き上げてくれます。ちょうど打ち上がった花火が、三つ寄り添って見えました。
「あの花火、なんか僕たちみたい。」 なんて空が言うので、三びきは何だか胸が熱くなるのでした。


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